競技の成績はお世辞にも満足とは言えないものに。トラックは狙っていたところから一段下の位置に落ち着いてしまい、ロードに至ってはE3で表彰台に乗るのがせいぜいという…。正直言ってこんなつもりじゃなかった。
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Photo:K.Keiko |
自分の甘やかし方が上手くなってしまったのかもしれない。恥ずかしい話ではあるけれど、「社会人一年目にしてはよくやった」と何度自分を守ったかわからない。負けず嫌いが悪い方向に出ている。
プロだろうが学生だろうが社会人だろうが、天才だろうが凡人だろうが、スタートラインに並んでしまえば平等なのがレースの良いところだと言っていたのに。勝手に下からスタートしたことにして現実から目を背けている。
『ドロドロとした感情と真っ直ぐに対峙出来ていない。』
ちょろっと自転車乗って、ちょろっと筋トレして、レースごっこをして。悪い生活ではない。健康的な趣味でいいんじゃないか。ハッキリ言ってこんな生活でも楽しい。
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Photo:K.Keiko |
でも、学生の時の結果じゃどうしても納得できなくて、コンティニューを選んだ"あの"自分は満足していないだろう。多分。そうだと信じたい。
少なくとも今の自分のことはダサくて嫌いだ。
『自転車と向き合っている時の自分の内、何割が"あの"自分なのだろう。』
"あの"自分が100%になって欲しいと願っている自分がいる時点でまだ腐り切ってはいないと思う。願うだけじゃ世界は何も変わらないけど、強い想いが自分の中の何かを変えてくれることは知っている。
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Photo:埼玉県自転車競技連盟 S.Kato様 |
来年が勝負の年となるだろう。色々な意味で。この競技は中途半端な覚悟でだらだらと続けていいモノじゃない。背負ってるリスクも、投じるコストも半端じゃない。
『願うな、想え。自分を信じろ。』
今の自分を嫌悪するのであれば、理想の自分でありたいと強く願うしかない。
一度甘い蜜を吸っちゃったもんだから、味を占めちゃって大変だね人間は。
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