面接とかが一通り片付いたのが3週間前。ここから急ピッチで仕上げていこうと覚悟を決めた矢先、全学クリテで脳震盪キメて1週間近く乗れない日々を送ることに。
起きてしまった不幸はもう仕方がないと受け入れて、落車した日を1日目だと考えを改めて2週間で出来そうなことを全てやった。何もかもが上手くいってた場合の世界のことなんて考えてはいけない。
レース前の水曜日には自分で自分のことを強いと思えるくらいには走れるようになっていたし、体重も60.5kgと過去最高に軽く仕上げた。
マジで食うものから何からガチった。友人との予定も全て先送りにさせて貰った。本当にありがとう&ごめん。
最後の年にいきなり始めたロードへの挑戦。チャレンジ・修善寺オープン・個人ロード・インカレと4回しかチャンスは無いし、そのハードル一つ一つをクリアしていかないと可能性を本気で信じ続けることが出来ないと思ってた。
あともし自分に可能性があるなら国体に出たい。ロードの実績が皆無な私はここでアピールするしかない。
って書くとヒステリックなくらいに追い込んでるようにも見えるかもだけど、現実は真逆でとっても楽しい。自分と自転車の関係性に納得がいってるんだろうな。
レースレポート
18位6km × 28Laps = 168km
4名の逃げと2名の飛び出しが決まり、30名弱のメイン集団のゴールスプリントで18位という結果でした。
雨予報回避したと思ったら雨。でもサポート勢の尽力のお陰で寒さを感じることなく万全の状態でスタート。落車が怖くないと言えば嘘になるけど、コンディションが悪化すればするほどイレギュラーが起きてチャンスは広がるというクソポジティブシンキング。まあ本気でこれを言えるレベルにはガチで気合い入ってた。
序盤中盤はとにかくイージーに。細かいところまで気をつけて極力脚を使わないようにってことだけを心掛けた。あと補給。30分に一度は何か口に突っ込むようにした。
結局Mag-on×3・ゼリー×3・パン×1・羊羹×1を食ったのかな?補給の受け取りもトータルで見れば上手い事いった。序盤受け取るの下手くそでふっ飛ばしまくてごめんよ。
序盤から逃げ続けていた集団が吸収されたのが確かラスト8周とか。ここでカウンター入るんだろうなとは思ったけれど、自分の脚じゃ40km以上逃げるのは絶対無理だと判断して集団待機。あわよくばこの逃げがラスト2~4とかで吸収されてそこから仕掛け合いになってくれれば…みたいな期待はしてた。
結局これが勝ち逃げに。逃げ切った選手達は本当にすげえ…………。
もう集団内での完走は堅いと思ってた24~5周目。このままゴールスプリントに身を任せていいものかと疑念が湧く。自分の可能性を知りたいなら4時間越えた後にどれだけ動けるのか試すべきなのではと。
幸いなことにブリッジを試みる動きが散見されており集団も活性ムード。やってみるしかないよねってことでペースアップとアタックに便乗。まあ後はジャージの枚数少なくて集団コントロールに殆ど参加出てないからその罪滅ぼしみたいなところもある()。
追走集団として数名での飛び出しが決まれば入賞も見えてくるだろうってことで相当踏んだ。ここで初めてW'balがマイナスの世界に突入。4時間も走った後にW'balがマイナスに突っ込むまで踏めたのは初。
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ブリッジの動きに加わる図 Photo:信州ふぉとふぉと館 |
メイン集団がまた一つになってからはゴールスプリントに切り替え。ラスト2周の心臓破りで右太ももの変なところと左ふくらはぎが攣る。ここまであんまり攣る感じなかったのにいきなり来ちゃってなんでもいいからあと10分だけ耐えてくれ状態。
ゴールスプリントの位置取りは前に上げすぎちゃった感が少しある。が、後ろで埋もれるよりはよかった。攣ってるのを何とか耐えながら踏み切って4時間半のレースを終えた。
思うところ
20位以内に入れたので個人のランキングポイントを、そして30位以内に入れたので来年の全日本ロードの参加資格を得ることが出来た。これは一つ収穫と言ってよいだろう。160kmオーバーのレースに初参加の状況でパフォーマンスをかなり良い効率で結果に落とし込むことが出来たはず。![]() |
リザルト |
レース後に出てくる感情が一つじゃなくていつもモヤモヤするけれど、それを解決する方法は一つしかない。
チャレンジロードを40位くらいの位置でDNFし、修善寺オープンは29位で千切れながらなんとか完走。そして今回の個人ロードは18位で集団内ゴール。いつ振り落とされてもおかしくないけれど、まだギリギリ夢が見える。
最後になりますが雨の中何時間もサポートをしてくれたチームメイトのみんな、そして大学の垣根を超えて力を貸してくださった皆様、本当にありがとうございました。
結果云々で話はしているけれど、色々な人に応援して貰えてるだけですっごく幸せです。逆に今の環境に満足しているからこそ純粋に結果を求めることが出来ているような感じ。段々と引退風味のブログになってきたな。
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