実はA-Y時代になんちゃって入賞をしている思い出のレース…と見せかけて、翌年のA-Jで上れなさ過ぎて1周目で千切れてロードの道を諦めるキッカケにもなったレースでございます。
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Photo:岡元さん |
JPTがどうのというならクリテ屋さんってだけじゃダメですしね…。
レースレポート
前日のTRSの疲労が結構残っていた。アップ中はL5(というかもはや300w)を越えただけでもうキツいくらい。これもう上げるよりは昨日の回復のつもりでローラー乗るべきやなと判断して100w以下で30分以上ただただ乗り続けた。ローラー外でもほぐして伸ばしてでとにかく流す感じ。会場入りしてからもスタート地点横のウォーミングアップ路でひたすらクルクル。
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ROLLINGSTONE FINDER 上りもイケるやんけお前 |
意外といける?
スタート後の下りから1発目の上りでヌルヌルと位置を上げていき、集団の前から1/3あたりまで浮上。意外と無理しなくても前いけるやんと。高校時代に1周目で千切られた悪いイメージばかりが残っていたのでこれには驚いた。![]() |
上見すぎじゃん?どんだけコースの先見てるの… Photo:深井さん |
俺って普通に修善寺走れたのかと。大学入ってからFTPが3.7倍→4.6倍には上がっているのでまあ理解できる要素もあるが…やはりインカレロードとかでも一瞬で終わっていたので良い意味でイメージとの乖離が凄い。
脚の重さは数周で気にならなくなって一安心。前日の夜に色々やってもらったのが功を奏した。感謝。
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目…。ICRXの調光レンズは使って2年半になるので そろそろ寿命が来てる。全然色変わってない。Photo:岡元さん |
人生で初めて「上り苦手キャラ」を「間欠インターバル強いキャラ」が上回った感あり。
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データ。20kmあたりからレーススタート。 |
気管支終了のお知らせ
競技面での調子の良さとは裏腹に5周目あたりから下りで咳が出始める。普段からレース後とかに喉を痛めて咳をしがちなのでまあそれかなぁなんて思っていたら症状がどんどん悪化。少しでも深く呼吸をすると酷く咳き込んで視界がゆがむレベルに。咳の反動でゲロらないようにこらえるのがとても苦しい。光化学スモッグの酷い版みたいな感じ。上りはいいが、休みながら深く呼吸をする下りがもうどうしようもなくなる。
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やめようか悩んでいる図 Photo:岡元さん |
レース後も咳が収まらず暫く会話すらできない状態で結構ヤバかった。浅くしか呼吸が出来ないアレ。片付けもまともに出来ずに寝込んでました…。色々と手伝ってくださった皆さん、ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございません。力を貸してくださりありがとうございました。
全日本の資格を取るには完走 + 数人に勝つ必要があったので絶対にいけたかどうかはわからないが少なくとも可能性はメチャクチャあった。悔しいとかよりやるせなさが半端じゃない。
あとがき
いくらまだ余裕があったわなんだと言ってもリザルトに残るのはDNFという事実だけ。こんな思いをするのは二度とごめんだったので、翌日には病院に向かい色々と対応策を練ってもらった。結果、喘息というわけでもアレルギーというわけでもなく、気管支が人より弱い説が濃厚とのことだったので、ドーピングに引っかからない範囲で日常的に摂取可能な薬を処方してもらって様子をみることに。
5月の修善寺オープンまではこれでやってみて様子見という感じ。まあ日常生活で症状が出るわけじゃないから喘息の診断はでないわな。
私がやらないといけないのは、今回感じた"ロードも多少イケるかも"という感覚を結果で証明すること。5月の修善寺オープンへ向けて変に気持ちが萎まずに済んでよかったかもしれん。…なんて本心では思って無いけどそうとでも解釈しないとやってられない。
P.S.
競技中の呼吸器系のトラブルに詳しい方がいらっしゃいましたら、少しでよいので相談をさせて頂きたく存じます。紹介等をして頂けましたら幸いです。
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