全日本選手権 オムニアム

またまたお久しぶりです。Fuminです。
少し遅くなってしまいましたが、先週末に行われた全日本オムニアムのレースレポートになります!

2週間前の袋井での肉離れを押して出場した全日本選手権の結果は如何に……


Day-1

オムニアム予選

3組 -35p 11位 B決勝へ

肉離れの再発が怖いからとりあえず完走狙いでいくわ~とか言っていたのに1回目のポイント周回の前にヌルっと飛び出すことに成功。そのまま独走で5pをゲット。
まだ輝いていた頃。Photo:信州ふぉとふぉと館さん
想像より右脚動くじゃん!とか思ったのだが流石に甘かった。2週間近く動けていなかったことと風邪で喉と鼻が死んでいたことが重なり、気が付けば集団に張り付くので精一杯に…。

結局半分を過ぎたあたりでドロップし、最終的に-2Lapを喰らう始末。それでも11位で済んでいるあたりレースの荒れ具合が伝わるだろうか。


全日本レベルのレースに手負いの状態で参加すること自体が間違っていた。悲惨な結果になることは覚悟していましたが、いざ実際やらかすと萎えがね……。


Day-2

スクラッチ

B決勝 8位 26p

風邪が良くならなかったので喉に保険を掛ける意味でもゴールスプリントで勝負する方針でスタート。B決勝でも普通にペースは速かった。

ラストの位置取りで思うように位置を上げられず、ラスト2周を15番手あたりで迎えることに。絶対伸びないしマズいと思い自ら早掛けして大外捲りでラスト1周へ。結果的になんとか8着を確保。
最終バック。Photo:美紅さん
ラスト1.5で自分から位置を上げた判断は正しかったと思うが、そこまでの位置取りを何とかせいという話である。

テンポ

B決勝 12位 18p
総合 8位 44p

逃げる気満々マンだったのに、重要な局面で中切れを埋めきれず3名の逃げと集団の間を3名で走るという一番無駄な形になってしまった。
テンポスタート前 with 太郎 Photo:美紅さん
ラップが成立すれば第2集団が先頭だから!と、ある程度踏み続けたが、結局ラップが決まることは無く。マネさんにポイントを持っている人数を教えて貰い、0p勢でのゴールスプリントに切り替え。

でもいまいち伸び切らず、全体9着の0p勢では5番目という結果に…。順位こそ落とさなかったものの総合ポイントを下げてしまった。

エリミ

B決勝 10位 22p
総合 9位 66p

大苦手のエリミネーション。流石にB決勝だと少し堂々と動けるのか、序盤は中々いい感じ。って思って余裕ぶっこいてたらポケットに包まれて10位で終わる始末。
序盤。METを被ってる選手が並んでますね笑 Photo:美紅さん
外から人数叫んで貰っているのにショボい降ろされ方をする情けなさ…。レース感で勝負してるキャラなのに、エリミネーションだけはいまいちコツが掴めていない。

多分ビビってるんだろうなぁ…。

ポイント

総合 7位 70p(PR+4p)

暫定9位で迎えたポイントレース。とりあえずB決勝で8位以内を目指そうって形でプランニング。脚的にはイケると思っていたのでラップ狙いで。序盤から逃げを狙って何度か仕掛けるが、思うように決まらず苦戦。
決まりそうで決まらない。Photo:美紅さん
そんなこんなで足踏みしていたら逆に3名の逃げを決められてしまった。集団は追えなさそうだしこれに乗らなきゃ終わりだったので気合で単独ブリッジ。4名の先頭パックに乗ることに成功。

集団が崩壊していたので、周回遅れの選手が合流するとこの先頭集団がメイン集団扱いに。1位2位が完全に別で中間スプリント争いをしていたので、自分が逆転するにはこの集団で他の選手を飲み込んで-20pにするしかなくなってしまった。
最後は引きまくった。Photo:美紅さん
その必要があったのが私だけだったので、集団のペースが中々上がらないままラスト10回を切ることに。もうやるしかなかったので先頭を無限に引き続けてラスト2回あたりで逆ラップ(?)に成功。流石にそこからゴールスプリントに絡む脚はありませんでした。

結果として4pしか稼げていませんが、-周回を喰らわなかったのが逃げていた4名のみだったので総合順位を7位まで上げることが出来ました。
リザルト。
オムニアムのポイントレースは銘々が様々なレースを繰り広げるお陰でより複雑になって面白いですね。あとはポイントでこれだけ動ける脚があるならそれをテンポとエリミに落とし込めるようにするだけ……。


振り返り

全日本選手権は出るだけでも意味があると思っているので、先ずは肉離れをギリギリで治せて出走できたこと、そして再発せずにレースを終えられたことに感謝したいと思います。2週間後のレースを走りたいとかいう無茶苦茶な患者の相手をしてくれたお医者さんにはもう頭があがりません。

ただやっぱり走るだけじゃ満足は出来ないなと…。肉離れはまだしょうがないにしても風邪引いてたのは選手として失格でした。風邪に関してはまだ引きずってるし…。


純粋にレース内容に目を向けるとしたら、やはりエリミネーションでの能力を磨く必要があるのかなと。今のところスクラッチとポイントで稼ぐ走りしか出来てないので、真ん中二つを底上げしてあげればもっと強くなれるはず。

環境さえ許してくれるなら来年も全日本トラック・オムニアムとリベンジをしたいですね。身体的にもまだ打ち止めじゃない気がしてるので、全国での表彰台を目標に据えても良いのかもしれません。

しれませんっていうかこう書いてる時点で自分の中ではもう目標になっているんだろうけど…


サポートしてくださった皆さん、ありがとうございました。不甲斐なくてごめんなさい。
次で取り返します。



――――――Next 六大学トラック―――――

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