渡良瀬遊水地タイムトライアル!【ツール・ド・とちぎ】

どうも!
2017年度の最後は、ツール・ド・とちぎの前座で行われた「渡良瀬遊水地タイムトライアル」の学連部門に出場してきました!
(日を分けてこのブログを書いたのでちょっとテンションというか文体が違う箇所がありますが、ご愛嬌ということで…笑)

レース前のあれこれ

朝の渋滞にがっつりハマってしまい、集合時間に遅れて色々とご迷惑をお掛けするという大戦犯。ドタバタと準備をした結果、試走には間に合いました。チームメイトの皆さん、申し訳ありませんでした。

レース自体は試走からさらに1時間以上後だったので、諸々含めて余裕あり。九死に一生を得たとはこのこと。


アップはローラーにて。体を温めた後に8割程度で15秒を2本行いました。天気が良く暖かかったので、そこまでアップをしなくても体は動きそうな感じ。加えて、検車をしたらもうスタート地点からは離れられないタイプの招集だったため、長くアップをし過ぎるとスタートまでの待ち時間でむしろダル重になってしまうかなと。

そこら辺を含めてアップは短めに。招集場所にローラーを持ち込む人を見て、なるほどそういう技もありだなと勉強。

レース

定刻通りに出走。プロと同じ発走台でプロと同じタイマーでカウントされてスタートするのはとても気持ちがよかったです。

抑えて抑えて行こうと思っていたのに、結局レースの雰囲気に飲まれて序盤で踏みすぎてしまうというTTあるある。300~320wにまとめる予定が最初の1kmは結局380wとかで巡行。
レース中の一枚 Photo:ゆういちさん
そこそこしっかりとしたポジションが出ているのではないでしょうか。ちょっとレーパンの裾がズレちゃってるのが情けない…笑

抑えろ~~~と自分に言い聞かせてなんとかペースダウン。1つ目のコーナーに至るまではぐるっと緩やかにカーブを描いているコースなのですが、微妙に強い風によってどこから風が吹いているのかが分からなくなってしまう始末…。そんな状況だったので、とにかく出来る限り頭を入れて空力を意識。

1コーナーは全く攻めずに安全志向でクリア。ここら辺から少しづつキツくなってくるが、気合でエアロなフォームを維持。踏みやすさと空気抵抗の低さを両立するのは難しい…。
Photo:ゆういちさん
脚が短いのでTTポジションをとるとどうしても腹周りが窮屈になり、膝の動きが大きくなってしまっているような気がする。
全部で7枚ほど連続した写真を撮っていただいたため、自分の問題点を見つけやすくて助かってます!写真を撮ってくださったゆういちさん、ありがとうございました!


横風(かもしれない)区間を耐え、最終コーナーを抜けたらゴールまではあと1kmちょっと。ペースを上げたいところだったが、中々限界。結局ラスト30秒を400wくらいまで上げて追い込んでフィニッシュ。

学連トップタイムでゴール。無事クラス1残留が確定しました!

データを含めた反省

今日のデータ。
W'balが7.2までしか下がっていないところ見ると、いまいち追い込み切れていなかった可能性がある。でも今日のデータのインターバルインテンシティは過去最高を意味する105%を記録している。

この2つの事象が何を意味しているのか。
自分なりに考察を進めた結果、「10分前後の領域に未開拓な部分があるのではないか」というところにたどり着いた。

私のW'balanceは5分と20分のベストの値を用いて計算を行ったものを軸に、練習で100%を越えたらその都度更新する形で設定している。そのため、レース走などの高強度が掛かる環境下での値をおよそ全て包括しているので、ある程度信頼して良いものと考えられる。

一方、シクロスフィアで求めたインターバルインテンシティは、過去の時間単位の最高出力に対して単純にどれくらいの出力を出せたかを示しているに過ぎない。


つまり、今までに10分前後の領域で限界(ここでの限界は身体パフォーマンス的な意味での限界を指す)まで追い込むことをやっていなかったのかなと。今までのベストに近い出力をターゲットにしてこういう数字が出てるのはそういうことなはず。
(間違っている可能性もあるので、その際はご指摘していただけると助かります。)
もしかしたらこっちの方がW'balが見やすいかも?

まあなんやかんやいってゴールした後はいっぱいいっぱいだったわけなのでなんとも言えません。現状出せるものは出せたはずです。


他に指摘するとしたらペダリング効率が絶望的な数値だったことでしょうか。こればかりはTTの経験が浅い(といってもトラック含めたら何年もやってるけど…)ことを言い訳にしたいですね…。

今回のポジションは空気抵抗を減らす代わりに出力と効率を犠牲にしていた節があるのでしょうがないかな…。両方を追求したポジションを出すには時間も根気も足りなかった。
シッティング中のペダリング効率。
前傾姿勢で踏み込みのポイントが遅れているのにそのまま普段の引き脚をしているので、9時のあたりで進行方向に対して後ろに引いたようなベクトルになってしまっている。ピストのTTポジションでもこうなってしまっているんだろうなぁ…。



今回のレースを踏まえて、TTは自分との純粋な戦いであるからこそたらればが湧くように出てくる種目だなぁと感じました。ホビーでTT走ってる方は相当な物好きなのかなぁと思っていたくらいTTへの興味が今まで無かったのですが、今回のでちょっと魅せられてしまいそうです。

出来ることを一つずつこなし、自分自身と正直に向き合って自分の中でのたらればを削っていくのは面白いかもしれません。


最後になりますが、最高のTTバイクを貸してくださったOBの先輩、本当にありがとうございました。この場で再度お礼申し上げます。BOMAが無ければトップタイムを出すことも、しっかりデータをとって分析をすることも出来なかったです!

渡良瀬TTで良い流れを作ることが出来たので、この勢いにのって大学3年も頑張っていきたいと思います!
では!

コースの形がかわいい。

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