個人的に忙しい11月がとうとうやってきてしまいました。ブログの更新頻度がだいぶ落ちてます…。
11月最初の週末は3連戦の第1弾、全日本学生選手権オムニアムに参加してきました。
なんとこの大会、今年が記念すべき第1回大会なんですよね。去年まではTRSの一貫として行われていたオムニアムが学生選手権に格上げという形になったみたいです。
ちなみに去年のTRSオムニアムはクラス2Bで総合6位とまあなんとも言い難い順位。
10月下旬は雨が続いてしまいましたが、その中でもZwiftでやれることはやったと思うので、何か次に繋がるような感触は得たいところ。
というわけでレースレポート、行ってみよう!
【予選】 ポイントレース 15km
今回のオムニアムはエントリーが67名であったため、3組に分けて予選を行い、その上位24名(各組上位8位まで)がA決勝へ、その次の18名(各組9位~14位)がB決勝へ進むこととなりました。
オムニアムの参加者が24名を越えていた場合はポイントレースで予選を行うってのは公式ルールみたいです。私は今回参加するにあたってルールを再度調べていた時に初めて知りました(おい)。
私は予選1組目。一番とんでもない組でしたが、強化指定選手がナショナル合宿に参加のためかDNSだったので、多少楽…?に。(それでも全国レベルのオムニアムなので強豪選手がずらり)
2回目のポイント周回でスプリントに参加するものの、差し切れず5着に。スタートして速攻で気が付いたけどギアが軽い。50×14じゃやっぱり足りない。
逃げに切り替えようと、3回目ポイント周回後にカウンターみたいな形で仕掛けてはみたがこれも不発に終わる。1点も取れていないのに脚だけが削られている。非常にマズい。
でももう行くしかないので、5回目のポイント周回後に再度逃げを敢行。すると超強豪選手を含む3名の逃げを形成することに成功。強豪選手が鬼のような勢いで引いてくださったお陰で集団をラップ、20点を獲得しなんとビックリ予選3位でA決勝進出となりました。
正直なところ、レース勘と運で上がれただけというのが現実だと思う。逃げの鬼引きに張り付いている時はバイク誘導でもやってるんじゃないかっていうペースだったし、自分は殆ど引けていない…。
レース中の一枚。ミラーレンズにしとけばよかったなぁとたまに思う。
Photo:岡元さん
【決勝】
自分の実力に絶望しながらもA決勝に上がるという矛盾した展開に。
スタートリストを見ても明らかに自分だけ実績が無いのが辛かったが、全国トップレベルのレースで経験を積める良い機会であるので全力で臨んだ。
①スクラッチ 10km
このメンツで出来ることはデカい逃げを打って泳がしてもらうか、完全にスプリント狙いに絞って一つでも上の順位を狙うかの二択しかない。大学のスクラッチのゴール前の位置取りの速さはもう嫌というほど理解しているので、前者の展開になる可能性は皆無に等しいことも理解…。
なのでゴールスプリントに絞って展開していくことに。
ラスト2kmあたりから集団内で位置取りを試みるも強豪選手の圧に負け、残り3回あたりで集団後方に追いやられてしまった。上手い事イン側には入れたのでもがきながら上がろうとしたのだが、上がるどころか張り付くことすらできなかった。結局19着の4p。
予選でギアが軽かったので50から51×14にあげたのだが、それでも足りなかった。ベロドで回す技術が不足していることもあるだろうが、周りの選手と比べてみると自分のギアがまだまだ軽いことは明らか。
②テンポレース 10km
人生2回目のテンポ。スクラッチまでを終えた時点でかなり限界であったので、無理して動かずレース後半に備えることに。
前半からポイント争いでアタックの応酬が繰り返されるが、追走には決して入らずに集団で静観。情けない話だが、一発でも動いたらDNFだったと思う。
中盤で3名の逃げが決まったので正直助かった。ポイントが逃げの選手に固まったため、0点の選手の中でのゴール着順勝負に懸ける方針に。
ゴールは9着で14位。総合は14p加算されて18p。正確な順位は忘れてしまったが、少し総合順位を上げることに成功。ゴールに振ったにしては着が低いのが甘い。
③エリミネーション
脚が無い中で逆転するならこの種目だと思ってた。でも認識が甘かった。
ローリングからかなりのハイペースで拍子抜けしていたら対応が遅れてしまった。1回目のエリミネートで前に上がったタイミングで、そのまま踏んで前に居続けなければならないところで後ろに下がってしまった。
2人目に下ろされてしまい、23位の1p。総合も19pの20位にダウン。非常にしょうもないレースをしてしまった…。
④ポイントレース 25km
長い1日を締めくくる長いレース。
総合順位を上げるにはポイントを積み重ねなければならないが、そんな10点15点も取れるわけはないので確実に完走することにフォーカスした。DNFすると-40pとなるので、自分の上の選手がDNFして落っこちるのを耐え抜こう作戦。
先頭を引いてる図。脚は無い。 photo:マネさん
レースが始まってみると、みんな本当にここまで4レース走って来たのかってくらい速い。ポイント周回の度に千切れそうになったけど気合で耐えた。点を取ってやろうという考えなんて頭の中からは一切消えていて、ただただ周回重ねて耐えただけ。
結局0点でゴールし17位。自分の上の選手が何名かDNFしており、総合順位は19pの17位で終わりました。
実に消極的な作戦であったが一応順位は上がった。でも正直20位でも17位でも大差ないのでなんとも…。まあ現状持ってる力で最大の結果を残すための組み立てとしては間違っていないし、それを実行できたのは少しだけ褒めてもいいと思う。
【総括】
7月の全日本学生トラックの時にも感じたが、やはりギアが足りない。50×14じゃあ軽いかなとは思っていたが、51に上げても駄目だった。来年の夏までに集団競技では53×14くらいはかけられないとダメなのかなぁ…と。
でも1日を通じて全国トップレベルのレースを何本を走ることが出来てとても良い経験となった。まあでも課題は山積み…。
ベロドにだいぶ慣れることが出来たのも収穫かな。
長すぎてグダグダになってしまいましたがここまで読んで頂き、ありがとうございました。
今シーズンも残すところあと数戦、ひとつひとつ丁寧に走っていきたいと思います。