先週は全日本学生オムニアムでしたが、今週は六大学トラックに参加してきました。試合が続いて結構しんどいですが、多分ここが秋学期の山場だと思うので耐え忍んでます…。
開催場所は千葉競輪場、最近練習でよくお世話になっているバンクです。周長は500m。高校時代から500バンクとは縁があるなぁ…。
私が出場したのはポイント・スクラッチ・団抜きの3種目。先週ほどではないですが、今週もなんちゃってオムニアムみたいなスケジュールになりました…笑
ポイントレース
各大学から3名(=計18名)がエントリーしたポイントレース。エントリーリストを見る限りでは中々のメンツが揃ってしまったな…という印象。
風が強いことやチームプレーの色が濃くなりやすいことを考えると、逃げには注意したいところ。
1回目のポイント周回で上手いこと位置取りをこなしてスプリントに参加。4着。ここで法政と早稲田の2名の逃げが形成される。
2回目のポイント周回はちょっと位置が悪かったのと、2名逃げていたのとで見送った。ここで完全に後ろにいたのが間違いだったかもしれない…。スプリントの勢いそのままに、法政と早稲田の選手がさらに1名ずつ飛び出し、逃げにブリッジ。これで逃げ集団が法政2名早稲田2名となってしまった。
これでメイン集団で追走に入れるチームが限られる最悪の展開に…。マジでヤバい状況なので自ら集団引いてペースを上げようとするものの、上手い事ペースが上がらない。でも単独で飛び出しても強豪選手4名の逃げにブリッジ出来る可能性は低い…。
そんなこんなで中途半端に脚を使いながら周回を重ねていたら、集中力を切らして交代をミスる。そのまま中切れフェイクみたいなのにハマって集団からドロップ。
そこで死ぬ気で踏めば絶対追いつけたのに、じんわりと追いつこうとしたら失敗。前から千切れてきた何人かと回そうとしたものの全くペースも上がらず終了。
スクラッチに向けてもう下りてしまおうかと思ったが、そんなわけにもいかないのでそこそこのペースで周回。そして下ろされてDNF。
しょうもないミスへの対処をミスってそのままDNFするという、絶対に合ってはならない展開で下ろされてしまった。OBや応援団の皆さんに来ていただいてる中で、こんな走りをしてしまったことが情けなくて仕方ない…。
スクラッチ
このまま帰りたいってくらいなミスをしてしまったポイントの約1時間後にスタートしたスクラッチ。萎えすぎててアップ中も萎え散らかしていたが、「スクラッチ優勝すればチャラじゃん」とかいう無茶苦茶な励ましに元気を貰って出走。
スクラッチは各校2名ずつの計12名でのレースに。スタート直後からこれはゴールスプリント大会だなという展開。皆さんに張り合って私も完全に脚を貯めにいった。
ただ、個人的に逃げ屋だと警戒していた選手がいたので細かい動きには常に警戒線を張っていた。
すごいリラックスというか脱力できている気がする。
ゴールが近づくにつれて位置取り合戦が激化。上手いこと前に構えて最終周回へ。
ジャンのタイミングで入れたくなかったところに一人上手く入られてしまったのが悔しいが、位置取りはそこそこ成功…?5番手。最終バックから若干被せられつつも上手い事スペース見つけてスパート。
でもギアが軽くて全然伸びない………。朝の周回練の様子でギアを決めたのだが、スクラッチの頃には気温も上がりバンクも軽くなっていた…。普段より1枚下げた49×14で挑んだのが間違いだった…。全然51×14でいけたし、レース走りながらも周りと比べて明らかに軽くてヤバいなと感じたけどどうしようもなかった。
結局先頭だった選手を捲ったのみの4着でゴール。とても悔しい…。表彰台に上がれていたらポイントのミスのこともちょっと挽回できて気持ち的に楽だったんだがまあ仕方ない…。
4位入賞でも色々と商品を貰えたのがちょっとうれしい。
団体追い抜き
私の最後の種目。新体制になってから初の団体追い抜き。
総合4位を確実にするため、反対側スタートの東京大学チームに絶対勝つためのペースで、という方針に決定。
ここまでのレースを踏まえて各選手の調子やら仕上がりやらがまちまちであることが明らかになったので、色々と柔軟に対処。
スタートからガッツリ抑えて入り、想定通り37秒ペースでの周回。私と調子の良い後輩が長く引き、調子の上がっていない2名は半周で回していく。余裕を持ったペースで走っているので全てが想定内。
予定通りラスト2周あたりでちょっとペース上げて先着。タイムは遅いけど確実に総合得点を取りに行くことに成功。
六大学戦の時点では合格点だとは思うが、単純な大学生の団抜きとして考えると正直なんとも。
総括
ポイントで情けない走りをしてしまったことについては未だに死ぬほど後悔しているが、それをレース中に引きずらなかったことは良かったと思う。
スクラッチのギアをミスったのも、元を辿れば大ギアを掛けることに絶対的な自信を持つことが出来ずにいる自分にある。だいぶ上がって来たかなというチーム力も、あともう1ステップ上を目指さないといけないと感じた。
来週は六大学ロード(クリテ)とRCS#6行田クリテのダブルヘッダー。正直言って、六大学のポイント形式クリテと、RCSのクラス1のクリテなんていう1つだけでも厳しいものを1日に走るのは中々にしんどい…。というか嫌。
でもこの六大学トラックのモヤモヤをぶつけるのは六大学クリテしかないと思う。嫌だけど心に火はついた…はずなので死ぬ気でもがき散らかしたいと思います。
というか今シーズンに満足いく結果を残せていないのでここらで活躍したい。