9月の頭にインカレが終わりましたが、私の夏はもう1週間続きました。てなわけで、インカレの翌週に行われましたJBCF 全日本トラックチャンピオンシップのレースレポートです。
8月6日に開催されたJBCFの東日本トラックのスクラッチにて入賞し、参加資格を得たことにより参加することが出来た本大会。今回はスクラッチのみのエントリーとなりました。
スクラッチ予選が朝からだったので、静岡には前日入り。サポートとして後輩が帯同してくれました。ありがとう。
今回もお世話になったベロド先輩。
5時半起床でバンクへ。朝飯昼飯を買いながら7時前くらいにはベロド着。2人で上手い事ピットを作って7時半からの周回練にもまあなんとか間に合わせた。結構順調でうれしい。
【スクラッチ予選】
スクラッチ予選は8時半から行われるスプリント予選の次に行われました。私は1組目、17名中12名が決勝進出。
前日までは「まあ上がれるだろ~~」とか余裕ぶっこいていたのですが、いざ直前になってスタートリストを見返してみると結構ヤバくて焦る。せっかく前日入りしたのに、朝イチの予選走って帰宅じゃ流石に申し訳ない。
とりあえず冷静に前でゴールスプリントに持ち込みさえすれば大丈夫だ、と自分に言い聞かせながら出走。ローテしながらもみんな強豪選手を意識してるのがビンビン伝わってくる。ペースはそんなに速くなかったので、とにかく下がりすぎないこと、そして超強豪選手の位置を常に把握することを心掛けた。
んでラスト6回くらいで完全にゴールを狙ってるだろうという逃げが生まれる。でも無理して追う理由はないので待機。私は中村選手の後ろを確保出来たのでとにかく待機。
ラスト4回か5回。私の後ろにいた新村選手がスパート。前にいた中村選手も反応したので私も反応…!…でも掛かりが足りずついていけない。先行していた選手を上からパスした時にはもう4~5車身空いており微妙なところ。全開で踏めば追いつけはするだろうけど、追いついた先で2段踏むほどの力は無い…。後ろは1名着いてきているのみで集団はもう前4人は無視っぽかったのでそのまま巡行することに。
残り1km程を、追いつきも離されも追いつかれもしないペースで走ってゴール。最後は後ろにいた選手に差され4着で決勝進出。
レースの動画見返して思ったけど普通に全開で踏んで張り付けば良かった。傍から見てると何してんだって感じが半端じゃない。セカンドグループの2名でローテして追いかけるのもアリだったかなとは思うが、そこで牽制掛かって集団に追いつかれることだけは避けたかったので、引き続けたのは間違いではないはず。ベロドはインが強いし、結果として追いつかれずに済んだし。
それよりも絶好の位置にいたのにダッシュで張り付けなかったことが問題。だいぶカントのキツいバンクにも慣れてはきたが、ベロドのコーナーでいきなりケツ上げてフル加速をする技術とフィジカルが無い。上半身か…経験か…。
【スクラッチ決勝】
気を取り直して決勝。予選から約6時間後だったので相当暇だった。個抜きか何かにエントリーすりゃよかったとちょっぴり後悔。
暇なのでとにかく寝た。多分3回くらい昼寝した。怒涛の昼寝のおかげで、引きかけていた風邪を一時的に治すことに成功。我ながら天才である。
3度目の昼寝から起床後、即アップ。正直寝すぎて意外と時間ギリギリだったのは秘密。
今回使用した機材。インカレの時と仕様は全く同じです。
周回練で51×14に上げたのですが、しっくりこなかったので、結局予選決勝ともに今まで通りの50×14での出走となりました。まだ踏めるようにはなれない…。
決勝は2組で行われた予選を勝ち抜いた、計24名でのレース。有名どころは確実に上がってきている感じ。強豪選手の逃げ、人数揃っている東京ヴェントスのチームプレー、ここら辺に気を付けてゴールスプリントに持ち込みたい所存。
そこそこ速いけどヤバくは無いってペースで淡々と進んでいく。やはりマーク合戦の様相を呈している感じ。序盤は特に大きな逃げも動きもなし。ベロドで後ろにいると、24名だとしても前の展開に反応出来ないので、半分過ぎてからは前々で回していく。
ラスト3km過ぎてからは完全に前で。やっとベロドの先頭交代で空いた隙間に安全にスポッと入れるようになってきた。昔はカントがキツいせいでスピード感と距離感が掴みにくくて苦戦してたなぁ…。
細かい逃げがつぶされていった後、ラスト2kmとかそこらで3名の強力な逃げが生まれる。前行こうとしたら、吸収された選手と私の前にいた選手2名が位置取り争いでどすこい。コケるか…って思ったけどそのまま踏んでく皆さん。やっぱり上手い。
集団は逃げを捉えようとゴールに向けて一気に戦闘態勢へ。ラスト3周のホーム、私の前の前にいた選手が中切れ。終わったかと思ったが、私の前にいた中村選手が一気に埋めてくださる。
そのまま追いついてラスト1回。逃げが1人。先頭集団は9名、私はその最後尾。上から行こうとしたのだが、1コーナーで膨らみすぎた。インに戻って、猛烈な勢いで捲っていく中村選手の後ろに懸命に張り付こうとしたが張り付けず…。なんとか何人か捲ったものの、最後の最後で差し切れず7着…。入賞は6位まで…。
入賞にあと1つ届かないという悔しい結果に終わってしまいました。どうやってもあと一歩、全国での入賞に手が届かない。
もう少し前で位置取り出来る脚が必要だなぁ…。あとはもう単純だけど絶対的なスプリント力不足。ベロドじゃコーナーのGで回せないので、もっと純粋なトルクを上げてバンバン踏めるようにしないとお話にならない…。毎回同じこと言ってるような気が…。
今回の収穫は、来年度の全日本選手権の出場資格を獲得できたこと。入賞は6位までですが、資格獲得は8位まで。なんとか次に繋げることができて一安心です。
今シーズンもまだまだレースは残っているのですが、正直色々厳しいのでもう狙うレースは絞っていく予定です。とりあえず次は東日本新人トラックと六大学トラック…それから全日本学生オムニアム…?あたりですかね。絞ると言いつつ普通に出たいレース、出ないといけないレースが沢山…。
まあ上手い事やっていきます。
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