どうでもいいですが伸ばした髭がかなりの不評で凹んでます。
ただまあインカレで久々に会った方々にほぼ100%の確率で突っ込んで貰えるのは嬉しいですね。
ちなみにストレートで褒めてくださった方は2名だけでした。(´;ω;`)…
本当は中日のオフの日にこのトラック編の記事を上げようと思っていたのですが、寝てたり意外とロードの準備で忙しかったりで結局このタイミングとなってしまいました。
一説に鮮度が命と言われるレースレポートを上げるのがこんなでいいのかというのは無しです。
その他のインカレ2017の記事はこちら
インカレ2017 その0
インカレ2017 その2 ロード編
スクラッチ決勝。
さて、今年のインカレトラックですが、私は昨年同様団体追い抜きとスクラッチの2種目を走らせていただきました。
昨年は
団体追い抜き 4分36秒989 14位(一応部の歴代最速記録)
スクラッチ 予選10位 予選落ち
って感じ。
で、今年は団抜きの記録更新とスクラッチでの入賞を目標に臨みました。
【団体追い抜き】
私の出場する種目は全てトラック2日目。団抜きはその最初の種目で10:30過ぎくらいからでした。
援助を受けて部で購入することが出来た新しいTTメットを使わせて貰いました。ギアは50×14、まだまだ軽いですが去年よりフロントは2枚重く。
当日は時折強い風が吹きつけるような状況で、ミスったら即空中分解という中々に厳しいコンディション。
サドルの突き出し量の項目で出走前の検車に引っかかるという失態。今まで検車で引っかかったことなんて殆どなかったのに何でインカレでやらかすんだと。5cmに微妙に鉄のプレート1枚ぶんくらい被るっていうもうその数ミリがああもうって感じで、直前にポジション変更。
ポジション出しにおいての数ミリはたかが数ミリされど数ミリなわけで、煮詰めた感触と全くもって別物になってしまい内心ガチ焦り。
またレースでいきなり被ったTTメットが曲者で…。インカレ直前に購入したので、練習で被る機会は無し。バイザーというかシールド越しに見ると視界が結構歪んでることに出走してから気が付くアホさ。
結局弄ったポジションとのコンボで全く普段通りの感覚に落ち着かず…。特に視界が歪むせいで全くもって後ろにピッタリ張り付けず…。それでも最初の1kmはかなりの良ペース。しかしあの強風の中だと、一度落ちたペースを戻すのは至難の業で、失速し始めるともう取り戻せず…。私もいろいろなやらかしが焦りに繋がり、予定より短い距離しか先頭を引けずに体が限界を迎えて離脱……。
結果、4分41秒546の15位に。自分の色々なミスで完全にチームの足を引っ張ってしまいました。レース前の細かい準備を怠る奴は勝つ資格なんてないと胸に刻んで昔から走ってたつもりだったけど、甘かった。チームの代表として走るインカレでこんなんやってるんじゃ……。
8年間同じ立教のジャージ来て自転車やってきた先輩と走れる最後の団抜きで結果を残せなかったことがただただ悔しいし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
なんて形容すればいいのかわかんないけどとにかくやるせなくて流石に泣いた。
周回練でのヒトコマ。ポジション崩れる前は結構いい感じだったんだね…。
もう一回出し直し。
【スクラッチ】
昔からの友人ならもう私と言えばこの種目って感じのスクラッチ。
昨年は前に上がれず、ギアも全然足りずであっけなく予選落ち。今年の東日本選手権のスクラッチも予選落ちしていたのでかなり自信を失っていたのですが、なんとかJBCF 東日本トラックのスクラッチで入賞(その時の記事はこちら)。多少の自信を取り戻して臨みました。
やらかしてガン萎えしていた団抜きの約6時間後にスクラッチというスケジュール。今年は去年と異なり、26名での一発決勝に。とにかく気持ちを切り替えるために一旦昼寝してリセット。集中しなおし。
(ピントが後ろの壁に合ってる気が…)
今回は新型のギブリを使わせて貰いました。これ最高だわ。癖という癖が無い。スッといきなり乗れてそれでいて物理的にも軽さ的にもかなり軽い。
それ以外の変更点は特に無し。ステムを直前に破損したので同じ長さで同じ角度のモノを先輩に貸して頂きました。ありがとうございました。ギアは50×14。
今回は滞りなく準備を終え、しっかりとアップもこなして99%万全の状態でスタート。アホみたいに日差しが強い中でアップしてるときに傘さし続けてくれた同期、マジでありがとう。
んでまあ出走。15km(45周回)というスクラッチにしては人生最長距離。そして26名という結構多めの人数での出走となったことも相まってか、散発的なアタックが掛かるくらいでかなり落ち着いた展開でスタート。
本当に最終盤まで決定的なアタックは生まれず、これもうゴールスプリント大会だなと。でも高校時代とは違ってラスト1kmくらいは踏みっぱなんだろうなという覚悟はあったので、後ろに下がりすぎないように、そして強い選手をマークしつつ中段あたりで位置取り合戦。
逃げている朝日の選手を捉えにいった鹿屋の選手のアタックを皮切りに集団は一気に戦闘モード。私はというと、フラッと上から割り込んできた選手に阻まれて前に出れない。もうその選手は脚が無かったようでそうこうしている間に中切れ。
やべえと思っていこうとしたら前方で落車。青バンどころか赤バンくらいまで避けて回避はしたものの、避けたせいで失速…。ここで勝負が決まってしまいました。
完全に集団は2つに。私は後方集団に取り残されてしまい、ここから自力で追走に入っても追いつくわけがなかったので後方集団でのゴールスプリントへ。正直もうこの時点でメンタルから負けてますね…。
ジャンが鳴ったタイミングでもうどうにでもなれとスパート。そのまま後方集団の先頭でゴールし12位という結果に。
ラスト1回のホーム。
みんなが2コーナーにいる先頭集団を見ている中でホームを走ってるっていうこの光景がただただ辛い。でも私の写真を撮ってくれているというのがまた申し訳ない…。
位置取り争いで完全に失敗して泣きそうな顔しながらもがいてた記憶はある。
展開に乗れず、脚を使いきれないで終わるという情けなさ。落車で完全に分断されたとはいえ、強豪選手たちがほぼ全員前に残っているっていうのはそういうこと。中切れとかに巻き込まれる位置にいる自分が弱い。運が無いとかじゃなくてただただ自分が下手だった。
【総括】
試合前の機材の管理だったり何だりには相当気を使っているつもりだったが、甘かった。検車に引っかかるやつはアホだくらいに考えていたのでもうなんとも言えない。食事から機材から、とにかく全ての管理を徹底していく。
スクラッチについては、度胸と気合と思い切りの位置取りのセンスが少し帰ってきたかと思っていたが、全然であった。やはりまだ有名選手に対して引け目というかビビりを感じてるんだなってのが自分でわかる。前前で位置取りしても通用する脚と自信をつけないと永遠に通用しない。同じことを高校時代から言われているし自分でも痛感し続けているけど多分これは成長していないとかではなくて、ゴール前で勝負していく中で必要になる本当に根幹の部分なのだろう…(と思いたい)。
2年目のインカレも悔しい結果となってしまいました。そして来年はスクラッチとポイントレースが廃止されて、オムニアムとマディソンが追加されるとのこと。スクラッチのゴール勝負一本で走っていた自分がテンポやポイントが含まれているオムニアムで走れるのか…。苦手なチェンジオーバーのスキルを磨かないと勝負すらできないマディソンを走るのか…。そして先輩方が抜けた団体種目の穴をチームとしてどう埋めていくのか。
そして何より自分がどんな選手になりたいのか。
凡人に全てをこなすことは不可能だってことも嫌というほど分かっているので、自分がどこで、何で活躍したいのかを決めないといけない。
4年生の先輩と車で帰りながら、競技者でいられるのも長くてもう2年しかないんだなってことを痛い程感じた。就活のことなどを考慮するならば実質来年が最後の年かもしれない。ここからの1年間の走りが自転車競技生活の集大成となるだろうし、もしかしたら人生の集大成かもしれない。
インカレの次の1日ってのは翌年のインカレの1年前でしかないってことを深く刻んで走っていかないとまた来年も同じような記事を書いてるだろう。
クサい文章になったかもしれませんが、レースレポート書いていたら感情が高ぶってしまった結果なので許してください。
なんかもうロード編をここから書くのかよっていうテンションですが…笑
最後になりますが、会場で声をかけてくださった皆さん、レース中に私の名前を叫んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。ブログ読んでるよ!って言って貰えるのもすごい嬉しいです!
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