JBCF 東日本トラック

8月6日はJBCF東日本トラックに参戦してきました。

大学生は夏の一番大きい大会として「インカレ」が8月末から控えていますが、今回の東日本トラックはそのインカレの会場と同じ美鈴湖自転車競技場で行われました。そのため、インカレに向けて感触を確かめつつ美鈴湖バンクに慣れるという意味も持ち合わせた重要な大会に。


決戦仕様のTR9と美鈴湖@前日練
(インスタ始めたばかりだからフォローしてくれたらうれしい!)



私は4kmIPとスクラッチの2種目に出場。


【4kmIP】

5分13秒123 23位

学連のA基準である5分フラットを切ることだけを目標に出走。4月のTRS@伊豆ベロドで5分2秒を出しているので、流石に切れるだろうと思ってた。

4月にベストを出した時と同じく、ギアは50×14を選択。

333バンクで目標の5分フラットを達成するには
{300秒 - 5秒(スタンでの加速) } ÷ 12周 = 24.583333…
と、24秒58で周回する必要があるので、今回はターゲットを24秒5に設定。



しかし……


朝一で走ったスクラッチ予選の疲労が来ていたのか、はたまたその後に仮眠をとったせいかはわからないが、スタート直後から脚が全く動かない。2周回目で体感的に結構踏んでおり24秒台には入っているだろうと思っていたらまさかの5秒0のコール。

その後、頑張って24秒台に載せたが半分持たずに失速し、最後は6秒後半にまで落ちてゴール……。
ベストタイムから11秒も落ちるという悲惨な結果に言葉が出ない…。


【スクラッチ予選】

1組目 4位 決勝進出

26名エントリーで15名が決勝上がりという、恐らく人生で最も倍率が低いスクラッチの予選。そのため終始落ち着いてレースを展開することができた。


スタート直後から少人数の逃げが形成。しかし有力選手が含まれていなかったのと、仮に逃げが決まってしまってもまだ集団から10数名が決勝に上がれるからということで完全にスルー。軽くローテに混ざるくらいで、集団の中で脚を溜めることに専念。

ラスト数周のタイミングでチームメイトが集団からアタック!
やるやんけ!と思いながら軽くローテをパス。私はそのままゴールスプリントに向けた位置取りへ。こうも人数が多いと、後ろに取り残されてしまった場合にどうしようもなくなるので下がりすぎないようにだけ気を付けた。

ラスト1周ホームで私の前にいた愛三とシエルヴォの選手が上からスパート。ゴールスプリントに関してはJPTの選手をマークしていたのだが、それが大成功。そのままスプリントの後ろについていき、もう決まったと判断して4コーナーあたりからは緩めてゴール。4着。



【スクラッチ決勝】

6位 入賞

決勝は2組の予選を勝ち上がった30名で争われた。30人でやるスクラッチは人生で初めてなので正直どうすれば良いかわからない。そんなに大勢いたら先頭交代で上に上がった時に永遠に戻れなさそうで怖い。
また、愛三やヴェントスといったJPTのチームが人数を揃えていたので、そういったチームが組織立って仕掛けてきた時に手遅れにならないように前々で展開することを心掛けた。


とかいってたのに中盤で後ろに下がってしまい、しかもそのタイミングでヴェントスの選手2名を含む6名の逃げが形成…。アホすぎると思いながら追走に入ろうとしたが、集団はスプリントに持ち込みたい選手と、逃げにメンバーを送り込んでいるヴェントスの選手が抑えており、出るに出られない。

上から行けばよかったんだろうけど、最初は集団のペースを上げるつもりで下から行ってしまったので、その抑えている2選手の真後ろに入ってしまったんすよね…。なんでまあ直後からいって絡んだりしたら嫌だなあと思って待機。そんなことをしている間に、逃げとの差が半周近くまで広がってしまい、いよいよマズい感じに。


なので抑えていた選手が上がった瞬間にスパート。確実に個抜きより速いだろってペースで単独追走に入り、数周かけてブリッジ成功。でも逃げのペースがあがらず…。さらにメイン集団がペースアップしたため、残り数周で吸収。ゴールスプリントへ。


元位置取り芸人の腕の見せ所


ラスト3回か4回で愛三が3名のトレインを組んでいるのを確認したのでその後ろに上手い事飛び込む。シエルヴォの選手と愛三トレインの後ろの取り合いになったが、何かあっても嫌なので譲ってその後ろへ。なんとびっくり奇しくも予選と同じに並びに。!(^^)

先行していた選手を吸収しつつごちゃっとしながらラスト2回へ。愛三列車が速すぎてもう泣きそう。無限にゴールスプリントしてる。

結局脚が持たず最終バックでの最後の加速には反応できず…。最終4コーナーで2名の選手に捲られてしまい、7着でフィニッシュ。

でも私の前にいた選手がイン抜きで降格になっていたので6位入賞。

----------------------------------------------------
イン抜きは確認していたので、リザルトみてイン抜きした人が降格になってなかったら異議申し立てしようかなと思っていたのだが、肝心のリザルトが出ていなかったので特に何もせず。片づけしながら表彰式を眺めていたら自分の名前が呼ばれまさかの入賞。慌ただしくワンピに着替えるという醜態を晒してしまい、申し訳ありませんでした。
----------------------------------------------------


とまあ色々あったものの、得意としていたスクラッチで入賞することができました!

いえい!




このメンバーの中で入賞出来たことで、少し自信が戻ってきました。

大学入ってからの2年間、あまりのレベルの差にレース中に何も出来ないまま予選敗退することが続いていたので、こうして勝負に絡むことが出来て純粋に楽しかったです。そして何より一安心でしたね。

50×14を軽いと感じるレベルで回せたのも初めてでしたし、ゴールスプリントも恐らく人生で一番よく脚が回ってました。位置取りの感覚も冴えており、予選も最低限の力で突破できたりと中々の収穫。


となると悲惨な結果に終わった4kmIPの強化が最重要事項になってきそうです。元来TTポジションが苦手だったのですが、今回も例に漏れず酷かったなと…。インカレは団体追い抜きに出走予定なので、TTポジションが苦手だなんだといってる場合ではないのでこの夏休みで出来る限り改善していきます。

あとは純粋に力の底上げですね。学連トップレベルで走るには52×14くらいかけられた方がよさそうだと全日本学生で感じたのを忘れないように…!


最後になりますが、出場された選手の皆さんお疲れさまでした!
運転してくださったS先輩とS氏、本当にありがとうございました。


0 件のコメント :

コメントを投稿